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ノーベル賞の有力候補となる(3/5)〜晩年〜受け継がれる志


写真 ウィルヒョウ生誕百年祝賀会
大正10年(1921)10月13日、勝三郎の恩師ウィルヒョウ博士(1821〜1902)の生誕百年を祝う祝賀会が東京帝国大学病理学教室において開催された。壇上はゾルフ駐日ドイツ大使。
〔東京大学医学部 人体病理学・病理診断学分野所蔵〕

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滝沢末子宛手紙
大正11年 (1922)9月14日付。朝顔の栽培、絵葉書を眺めての外国旅行、レコード鑑賞など勝三郎の趣味や日常生活の様子、子供たちの近況などを書いている。子供たちのことをあれこれ心配する自分を「ナカナカ親馬鹿は大骨折です。」と書いている。この頃大学へは1日おきに午前中だけ通っていたが、猛暑で大変だったことが書かれ、文末に朝顔について詠んだ句が書かれている。勝三郎は晩年、朝顔と菊の栽培を楽しんでいた。

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