カサゴ目(もく)カジカ科(か)
Cottus pollux
カジカには大卵型(おおたまごがた)と 小卵型(こたまごがた)がある。この2 型(がた)は 別種(べっしゅ)とされる 可能性(かのうせい)が 高(たか)い。 大卵型(おおたまごがた)は 全長約(ぜんちょうやく)150mm、 小卵型(こたまごがた)は 約(やく)170mm。2 型(がた)とも 背(せ)ひれは2つある。 胸(むね)ひれは 大(おお)きくおうぎ 状(じょう)。 後方(こうほう)の 背(せ)ひれとしりひれの 幅(はば)の 長(なが)さはほぼ 同(おな)じ。 腹(はら)ひれは 左右(さゆう)に 分(わ)かれる。エラぶたの 後縁(うしろふち)にトゲが1 本(ほん)ある。 大卵型(おおたまごがた)は 主(おも)に 上流(じょうりゅう)の 水(みず)の 澄(す)んだ 瀬(せ)の 小石(こいし)がたくさんあるところにすんでいる。 小卵型(こたまごがた)は 中流(ちゅうりゅう)から 下流域(かりゅういき)の、 比較的(ひかくてき) 流(なが)れのゆるやかな 小石(こいし)のたくさんあるところにすんでいる。エサは 肉食性(にくしょくせい)なので 主(おも)に 付着性(ふちゃくせい)の 水生昆虫(すいせいこんちゅう)を 食(た)べるが、 他(ほか)に 流下昆虫(りゅうかこんちゅう)、 底生小動物(ていせいしょうどうぶつ)、 小魚(こざかな)なども 食(た)べる。 繁殖(はんしょく)は 小卵型(こたまごがた)が3 月下旬(がつげじゅん)〜5 月中旬(がつちゅうじゅん)、 大卵型(おおたまごがた)は3 月下旬(がつげじゅん)〜6 月上旬(がつじょうじゅん)である。 繁殖場所(はんしょくばしょ)は、 大卵型(おおたまごがた)はすんでいる 水域(すいいき)のまわり。 小卵型(こたまごがた)は 海水(かいすい)のえいきょうを 受(う)けるはんいの 上限(じょうげん)より 少(すこ)し 上(うえ)の 水域(すいいき)。 卵(たまご)は 丸(まる)い 形(かたち)。 大卵型(おおたまごがた)の 卵(たまご)の 直径(ちょっけい)は2.5〜3.7mm、 卵黄(らんおう)はだいだい 色(いろ)で 約(やく)150〜200 粒(つぶ) 産(う)む。 小卵型(こたまごがた)は 直径(ちょっけい)1.8〜3.1mm、 卵黄(らんおう)は 赤(あか)むらさき 色(いろ)で 約(やく)600〜1500 粒(つぶ) 産(う)む。 受精後(じゅせいご) 約(やく)30 日(にち)でふかする。 大卵型(おおたまごがた)はふかしてすぐ 底生生活(ていせいせいかつ)にはいるが、 小卵型(こたまごがた)は 浮遊生活(ふゆうせいかつ)をしてから 底生生活(ていせいせいかつ)になる。
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