ニゴイ

ニゴイ写真:長田健

分類(ぶんるい)

コイ(もく)コイ()

学名(がくめい)

Hemibarbus labeo barbus

説明(せつめい)

全長(ぜんちょう) (やく)500mm、 ()びれの (はば)(みじか)く、ひげがある。 (くち)下面(かめん)()くのが 特徴(とくちょう)である。 (おお)きな (かわ)中流(ちゅうりゅう)下流(かりゅう)(なが)れのゆるやかな 水域(すいいき)底層部(ていそうぶ)(とく)砂底(すなぞこ)(おお)い。こどもの (とき)からすでに 底生生活(ていせいせいかつ)をしている。 (ふか)いところを (この)む。エサはこどもの (とき)砂泥底(さでいてい)底生藻類(ていせいそうるい)とユスリカ、 浮遊動物(ふゆうどうぶつ)()べる。 体長約(たいちょうやく)6mmになると、やや (おお)きい (みず)(なか)生息(せいそく)する 昆虫(こんちゅう)()べるようになる。 大人(おとな)になるとカゲロウ (るい)、トビケラ (るい)、カワゲラ (るい)、ユスリカ 幼虫(ようちゅう)中心(ちゅうしん)に、 藻類(そうるい)小魚(こざかな)()べる。 繁殖(はんしょく)は4 (がつ)〜6 (がつ)(あめ)()った (のち)(おこな)われる。 産卵(さんらん) 場所(ばしょ)(かわ)中流域(ちゅうりゅういき)産卵床(さんらんとこ)水深(すいしん)10cm〜1mの (ふか)さの 砂地(すなち)大型(おおがた)なら (いし)があってもよい。 (たまご)直径(ちょっけい)1.8〜2.2mm、 卵黄(らんおう)はうすくにごった 赤色(あかいろ)。23 ()では67〜95 時間(じかん)でふかする。 産卵時(さんらんじ)には、ハスやオイカワが (たまご)()べるために ()っていることが (おお)い。

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