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木製柱状の蘇民将来符(1)蘇民将来符は、現在でも護符として全国各地の神社や寺院から頒布されているが、材質的にみて木製と紙製の2種類がある。しかもそれぞれ形状の違いがみられる。また、これらが頒布される祭日等も各地で異なっているが、概して1月上旬の祭日に頒布されるところが多い。 更に、ここに書かれる文字もおおよそ次の二つに大別されるものとみられる。つまり、その一つは「蘇民将来子孫人也」(あるいは書き方は若干異なるが、同意のものも含む。)となり、もう一つは「蘇民将来子孫門戸也」(同意のものも含む。)である。信濃国分寺でつくられる蘇民将来符は、「大福長者蘇民将来子孫人也」と書かれている。その最初の4文字「大福長者」が付けられるものは、岩手県東磐井郡藤沢町の長徳寺から出されている蘇民将来符にもみられるというが、詳しいことはわからない。このほかの地域から頒布されるものにはこの文字がなく、これはむしろ特殊なものといえるが、いずれにしても前者の分類に含まれるものであろう。以下、各地に伝承される蘇民将来符を材質的な違いや形状的な違いに分類してみてみたい。 1. 木製の護符
木製のものの中には柱状のもの、板状のものとがみられる。前者には八角形・六角形・四角形、更に円形のものもみられる。また、材質にも柳・桐・ヌルデ*1・タラ*2などの材木を使用するものがある。 (1)柱状の蘇民将来符 岩木山神社(青森県弘前市)のものは、柳材を使った末広がりの六角形で、長さ約3cm・径約6mmを測り、上部に赤と青で文様を描き、下部の各面に一字ずつ右回りで「蘇民将来子孫」と記している。柱状の中心に上下に穴をあけ、ここに紙よりを通し、その下端に五色の糸を垂らしている。
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*1ヌルデウルシ科の落葉小高木。山野に自生。葉は大形の羽状複葉で、中軸に翼があり、枝先に密に互生する。夏、枝頂に白色の小花を円錐状に多数つける。果実は扁球形で赤熟する。葉は紅葉が美しい。また、葉に虫こぶを生じ、これを乾燥したものを五倍子・付子(ふし)と呼び、タンニンの原料とする。フシノキ。 *2タラウコギ科の落葉低木。山野に生える。全体に鋭いとげがある。葉は二回羽状複葉で枝先に集まって互生。夏、白色の小花を多数つけ、秋、球形の液果が黒熟。若芽・若葉は食用。材はマッチの軸木などとし、樹皮は薬用とする。 *3五穀豊穣五穀とは人間の主食となる代表的な五種の穀類。日本では米・麦・粟(あわ)・黍(きび)(または稗(ひえ))・豆をいう。いつつのたなつもの。 *4無病息災関連する映像![]() |
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