明治後期から大正初期の蘇民将来符
どれも、形の揃った護符である。このころ、欧米諸国との不平等条約*1の改正を求める声が高まった。明治27年〜明治28年、日清戦争、日本の勝利によって条約改正が進展する。
丈〔たけ〕の長短はあるが、どっしりした、重みのある護符である。明治37年〜明治38年、日露戦争、日清戦争と重なる日本の勝利は、大陸進出への足場を強力に築くことになった。
大正3年〜大正7年、第一次世界大戦に参戦。日本は、かつてない好景気となる。大正5年の護符が大きい。しかし、この好景気が原因で大正7年ごろより不景気となる。政党政治の確立。婦人の地位向上運動活発となる。 |
*不平等条約 |
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