チョウバエ(るい)

チョウバエ類写真:(幼虫) 環境庁水質保全局・建設省河川局

分類(ぶんるい)

ハエ(もく)チョウバエ()

学名(がくめい)

Psycbodidae

説明(せつめい)

  幼虫(ようちゅう)体長(たいちょう)(やく) 10mm。 (からだ)細長(ほそなが) く、 肉質(にくしつ) のあしはない。 各節(かくせつ)がさらに 数個(すうこ)(ちい) さな (ふし)() かれている。チョウバエ ()幼虫(ようちゅう)大部分(だいぶぶん) は、 下水(げすい)排水溝(はいすいこう)(なか)生活(せいかつ) しているが、ナガレチョウバエのように、 (なが) れの (はや)清流(せいりゅう)生息(せいそく) しているものもいる。 幼虫(ようちゅう)大部分(だいぶぶん)汚物食性(おぶつしょくせい)微生物(びせいぶつ) などを () べている。ホシチョウバエの 幼虫(ようちゅう) は、 散布(さんぷ)床法等(しょうほうなど)浄化施設(じょうかしせつ) にとっては 重要(じゅうよう) である。  成虫(せいちゅう)体長(たいちょう)(やく) 4mmで、 全体的(ぜんたいてき)小型(こがた)(しゅ)(おお) い 。 (からだ)表面(ひょうめん) には ()密生(みっせい) し、はねは (こま) かな () でおおわれている。 成虫(せいちゅう)()() たる 乾燥(かんそう) した 場所(ばしょ)(この) んで () まる。 ()(みき)丸太(まるた)(うえ)歩行(ほこう) したり、 ()(うえ) でクルクルと8の 字形(じけい)(まわ) ったり、しばしば 室内(しつない)飛来(ひらい) して 便所(べんじょ)(まど) などに 静止(せいし) するのもよく () かける。 羽化後(うかご) 2〜3 (にち)交尾(こうび) し、その ()日陰(ひかげ)湿(しめ) った 場所(ばしょ)(たまご)()() ける。 (あたた) かい 地域(ちいき) では1 年中(ねんじゅう) 発生(はっせい) していると (おも) われている。 (たまご)()(かた) には 一定(いってい)規則(きそく) はなく、1つずつ () むこともあり20〜100 () を1 カ所(かしょ) にかためて () むこともある。 寿命(じゅみょう) は5 日間(かかん) ぐらいである。

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