イノプスヤマトビケラ

イノプスヤマトビケラ写真:(幼虫) 環境庁水質保全局・建設省河川局

分類(ぶんるい)

トビケラ(もく)ヤマトビケラ()

学名(がくめい)

Glossosoma inops

説明(せつめい)

幼虫(ようちゅう)体長(たいちょう)(やく)7mmで、 (いし)(つぶ)(かめ)のこうら (じょう)()(つく)る。 ()(ぐち)腹側(はらがわ)前後(ぜんご)に2 カ所(かしょ)ある。 山地(さんち)渓流(けいりゅう)から 平地(へいち)にかけて 普通(ふつう)()られる。 水中(すいちゅう)(おお)きな(いし)表面(ひょうめん)大量(たいりょう)にくっついていることが (おお)い。 水中(すいちゅう)小石(こいし)(すな)表面(ひょうめん)をはい (まわ)りながら、 表面(ひょうめん)にくっついている 藻類(そうるい)()べている。  成虫(せいちゅう)体長(たいちょう)(やく)8〜11mm。 (まえ)ばねの (なが)さは (やく)6〜9mmで、 比較的(ひかくてき)小型(こがた)(しゅ)である。 触角(しょっかく)全長(ぜんちょう)の3 (ぶん)の2 程度(ていど)(なが)さ。はねの (いろ)黒色(くろいろ)である。 成虫(せいちゅう)初夏(しょか)(ひかり)(あつ)まる。 日中(にっちゅう)河岸(かわぎし)()()(うえ)などで 成虫(せいちゅう)交尾(こうび)していることがよくある。 水中(すいちゅう)(いし)などにヤマトビケラ ()のものと (おも)われるたくさんの (たまご)のかたまりが ()みつけられていることがあり、 水中産卵(すいちゅうさんらん)をしているものと (おも)われるが、 (くわ)しいことはよくわかっていない。

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