ハエ目(もく)ユスリカ科(か)
Chironomus yosbimatsui
幼虫(ようちゅう)の 体長(たいちょう)はふ 化(か)した 時(とき)で 約(やく)0.6mm。4 回(かい)の 脱皮(だっぴ)で 最大(さいだい)約(やく)13mmに 達(たっ)する。 血液中(けつえきちゅう)に 呼吸(こきゅう)色素(しきそ)が 溶(と)けているために、 鮮(あざ)やかな 紅色(べにいろ)をしている。 体(からだ)は 円柱状(えんちゅうじょう)で、 頭部(とうぶ)と12 体節(たいせつ)からなる。 頭部(とうぶ)には2 対(つい)の 眼点(がんてん)があり、その 前方(ぜんぽう)に 触角(しょっかく)が1 対(つい)ある。 河川(かせん)の 中流(ちゅうりゅう)から 河口域(かこういき)のよどみや、 下水溝(げすいこう)などの 泥底(どろそこ)に、 筒状(つつじょう)の 巣(す)を 作(つく)って 生活(せいかつ)する。 幼虫(ようちゅう)は 藻類(そうるい)(ケイソウやリョクソウ)、 水生植物(すいせいしょくぶつ)、 動植物(どうしょくぶつ)の 死(し)がいや 破片(はへん)、 排泄物(はいせつぶつ)などを 含(ふく)む泥(どろ)を 摂餌(せつじ)する。 微生物(びせいぶつ)などの 多(おお)い場所(ばしょ)を 好(この)み、 汚(よご)れた 水(みず)の 代表的(だいひょうてき)な 生(い)き物(もの)である。また、 完全(かんぜん)な 止水域(しすいいき)では 生活(せいかつ)できず、わずかな 水(みず)の 流(なが)れが 必要(ひつよう)である。 成虫(せいちゅう)の 体長(たいちょう)は 約(やく)6〜7mm。 体(からだ)は 灰(はい)こげ 茶色(ちゃいろ)。 胸(むね)の 背中側(せなかがわ)に3 本(ほん)の 暗(くら)いこげ 茶色(ちゃいろ)のしまがある。 一般的(いっぱんてき)にいう「カ」と 似(に)た 形(かたち)であるが、 口(くち)は 退化(たいか)していて、 成虫(せいちゅう)では 何(なに)も 食(た)べない。 腹部(ふくぶ)の 第(だい)2 節(せつ)以下(いか)の 各(かく)節(せつ)中央(ちゅうおう)に 黒(くろ)ずんだ 茶色(ちゃいろ)の 帯(おび)があり、この 第(だい)3 節(せつ)の 帯(おび)が 細(ほそ)い横(よこ)しまである。 成虫(せいちゅう)は 日中(にっちゅう)は 水辺(みずべ)のうす 暗(くら)い場所(ばしょ)で 休(やす)み、 夕方(ゆうがた)、 群(む)れで 飛(と)び、 集団(しゅうだん)で 光(ひかり)に 寄(よ)ってきたりする。メスは 日中(にっちゅう)、 草原(そうげん)の 日陰(ひかげ)などに 身(み)をひそめ、 夕方(ゆうがた)、オスが 群(む)れで 飛(と)ぶまで 待(ま)つ。オスが 群(む)れをなすとメスが 飛(と)び立(た)ち、ペアを 組(く)んで 交尾(こうび)を 行(おこな)う。 下水溝(げすいこう)の 溝壁(こうへき)、 橋桁(はしげた)、 湖沼(こしょう)等(ら)の 水際(みずぎわ)、 草木(くさき)等(など)の 水面(みなも)に 接(せっ)した 薄暗(うすぐら)い場所(ばしょ)が 卵(たまご)を 産(う)む場所(ばしょ)として 好(この)まれる。1 年(ねん)に 何回(なんかい)も 発生(はっせい)し、 暖地(だんち)では1 年中(ねんじゅう)繁殖(はんしょく)する。
エルモンヒラタカゲロウ
コオニヤンマ
ヘビトンボ
タイコウチ
ミズカマキリ
ムナグロナガレトビケラ
ヤマトビケラ
ブユ
アミカ
チョウバエ
ヒラタドロムシ
セスジユスリカ
サカマキガイ
マルタニシ
カワニナ
写真・図・掲載内容の著作権はそれぞれ、所蔵者ならびに出典者に帰属します。 All Rights Reserved. Copyright c Ueda City Multimedia Information Center -UMIC-
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